2024.11.24 Sunday

株式会社シーテックについて

  

 

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株式会社シーテックは、中部電力の子会社です 

 

 

 

この計画は3年も前から進められて来たにも関わらず

 

多くの住民が、最終説明会を過ぎてから知りました

 

 

ちなみに

 

事業者による阿波地区での公式説明会というのは

 

最初の1回(2017.11.8)と

 

最終説明会(2020.6.27)の

 

たった2回のみ

 

 

しかも周知した方法は

 

小さな新聞広告と回覧板のみで

 

最終説明会は回覧板のみ

 

  

 

最初の説明会に参加された方によると

 

「見せられたのは山の航空写真で、それがどこの山なのかも

 

よくわからないし、一体どこら辺に建つのかもハッキリと

 

答えてくれなかったので、全然わからなかった」そうです

 

 

何を質問しても曖昧で「まぁまだ、これからですから~」

 

と答えられ「なぁ~んや」と、すっかり気が抜けたとのこと

 

 

それから3年間、一度も説明会もなくすっかり忘れていたら

 

今年の6月に回覧板で「風力発電説明会開催」の案内があり

 

行ってみたら、ナント…それが住民への最終説明会でした

 

 

聞くと、さるびの温泉のすぐ裏山に

 

高さ120mもある巨大な風車が28基も建つという

 

 

「まさかこんな近くに建つなんて思ってなかった」

 

 

 

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この伊賀市阿波地区での最終説明会の後

 

津市と亀山市でも最終説明会が行われました

 

 

私はシーテックに質問をしました

 

風車を建てて寿命の20年が来る前に

 

倒産した場合は

 

 

誰が後のメンテナンスをするのか?

 

誰が撤去作業をするのか?と

 

 

するとシーテックはこう答えました

 

  

「今回の事業は特別目的会社(合同会社)を作る

 

という計画の元に事業を立ち上げています」と

 

 

特別目的会社とは?

 

一体どういうものかと言うと…

 

 

子会社(ペーパーカンパニー)をつくり

 

自分たちが倒産したり、撤退するときに

 

その子会社に責任をとらせる仕組みです

 

 

しかもその責任の取り方は…

  

   

出資金分だけの支払い責任で撤退できるという

  

事業者にとって大変都合の良い仕組みなのです

 

  

 

 

エコ詐欺? 風力発電事業者の手口

 

(津市での最終説明会にて)2020.7.2

 

動画の内容を全文、わかりやすく文字起こししましたこちらをクリック

 

 

 

 

 シーテックはこの20年間で91基もの風車を

 

青山高原、笠取、美里、新青山高原に建ててきました

 

 

 

その当時のシーテックの部長が言ったそうです

 

 

発電しなくてもいいんです

 

建てるだけで儲かるんです

 

補助金がもらえますから~ 

 

 

そんな理由で建てた、91基もの巨大建造物

 

風車の寿命は最大でも20と言われています

 

 

shirataki20s.jpg

 

 

  

しかし寿命を待たずに

 

壊れて止まったままの風車が

 

青山高原に行けばいくつも見ることができます

 

 

 

今までに撤去した風車は、たったの4基

 

まだあと87基も残っています

 

 

青山高原の750kw機を1基撤去するのに

 

1億円かかったそうです

 

750kw機は残り20基20億円

 

笠取、美里、新青山高原の2,000kw機は67基

1基撤去に3億円と見積もって総額201億円

 

 

今回の布引北ウインドパーク2,300kw機は28基

1基撤去するのに3.5億円と見積もって

 

3.5億円×28基=98億円

 

 

 

20億円+201億円+98億円=319億円

 

 

 

土砂災害の復旧工事もまた

 

億単位の費用がかかることがあるそうです

 

 

wp笠取高良城林道を塞いだ土砂崩れの復旧後.png

 

 

 

シーテックはこの20年間

 

 

 

あちこちで起こしている土砂崩れ

 

どれ一つとしてまともには治さずに

 

平気で放置し続けているような会社です

 

 

 

 

ウインドパーク笠取約10年このまま.png

 

 

(「このままあと何年も置いておくつもりです」伊藤部長 談)

 

 

 

出資金分を支払うだけで撤退できる仕組み

 

せっかく用意している彼らが

 

それを利用せずに

 

 

 

儲からなくなったから

 

いざ撤退しようという時に

 

 

 

何百億ものお金をかけて

 

キチンと風車の撤去をし

 

 

土砂崩れを治し、山を元通りにしてから

 

土地を返して出て行ってくれると思いますか?

 

 

 

もし、土砂崩れや風車をそのままにして

 

事業者が撤退し、何か災害が起こった場合

 

 

  

全て地主の責任になり

 

億単位の支払い責任がかかってきます

 

 

 

地権者の方々は

 

 

 

このようなリスクを負うのに見合うほどの賃料を

 

事業者からいただけるというのでしょうか?

 

 

 

 

      

 

 

シーテック 伊藤部長の詭弁

(津市での最終説明会にて)2020.7.2

 

動画の内容を全文、文字起こししましたこちらをクリック

 

 

「今まで体調不良を訴えられた人は、一人もいませんでしたか?」

  

というシンプルな質問に対し

 

 

シーテックの伊藤部長は

 

全く関係のない説明を長々として

 

 

最後に「日本全国のことは分かりません」

 

というような意味のことを答えました 

 

「?」

 

 

スクリーンショット 2020-08-17 20.16.34.png 

(クリックで拡大) 

 

上阿波地区の住民から「眠れない」「頭痛がする」との

苦情が寄せられたと新聞記事にもなっています

 

しかしシーテックの伊藤部長は言います

健康被害は出ておりません

  

 

「風車との因果関係が証明されない限り、風力発電は稼働し続ける

(津市での最終説明会にて)2020.7.2

 

動画の内容を全文、わかりやすく文字起こししましたこちらをクリック

 

 

 

 

  

 

 

 

質疑応答の様子

亀山市での最終説明会(2020.7.4)

 

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説明会で出た意見や質問は評価書に一切反映されない

 

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「この説明会で出た意見や質問は(この後作られる)

 

環境影響評価書に反映されるのですか?」

 

という最後の質問に対して

 

シーテックは「一切反映されない」ということを公言し

 

「法律で決まっているから仕方がない」と言います(動画の4:12)

 

 

  

 

 

 

 

ぷ〜る最終質問 」

 

(津市での最終説明会にて)2020.7.2

 

動画の内容を全文、わかりやすく文字起こししましたこちらをクリック

 

 

  

 

これが最終説明会だというので

 

参加者が必死で質問すると…

 

 

「あ~それは~、まだ決まっておりません」

 

「それはこれから、有識者の先生方と相談して決めていきます」

 

「その件に関しましては社に持ち帰り検討させていただきます」

 

「後日改めてご返答させていただきます」(未だ返答はされてない)

 

という調子です

 

 

「こんなに質問に答えられないで

 

説明会と言えるんですか?」

 

「いや、まだ準備書の段階ですから~」

 

と言われます

 

 

「準備書で決まっていないというなら、決定してから

 

またこうして説明会を開いてくれるのですか?」と

 

聞くと「住民の方々への説明会はもうありません」

 

「なぜですか?」

 

「環境庁が定めた手続きで、住民説明会は

 

準備書の段階までしかないからなんです

 

私どもにおっしゃられましても~」

  

 

 

上記内容に加えて

 

説明会が3年間でたった2回しかなかったこと

 

説明会の告知が回覧板と新聞広告だったことについて

 

 

「地域に対する誠意が全く感じられない」

 

と言うと

 

「まぁそう思われても仕方がないと思います」

 

「?」

 

 

「自分達は住民に対して誠意のない会社だと?」

 

「はい」

 

 

 

「…わかりました。もう結構です」

 

 

 

 

この人たちに何を言っても

 

時間とエネルギーの無駄

 

だと言うことがよく分かりました

 

 

 

 

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