2024.03.29 Friday

風車との因果関係が証明されない限り、風力発電は稼働し続ける

 

 

シーテック駒田課長/間違っているかはわかりませんが、「停止をしない」といった記憶は私にはありませんでした。間違っていたらごめんなさい。

 

小川/「できません」とおっしゃったんです。

 

シーテック駒田課長/「できません」といったことはないです。確認しましたけど、「できません」は。もし説明していたら訂正させていただきます。

 

小川/私の質問は、建てられて、ひとりでも健康被害が出たら、停止撤去をしていただけるんですか?って聞いたんですよ。つまりそれに対して、「できませんは間違いです」ということは答えは?

 

シーテック駒田課長/停止はしますけど、撤去はお約束できませんといったんですよ。

 

シーテック伊藤部長/因果関係が分かれば…

 

小川/ですよね。因果関係ですよね。つまり因果関係が証明されないから、世界中で泣き寝入りして、どうしようもなくて困っているということで、その回答には何にも安心できない。

 

シーテック駒田課長笠取では健康被害を、ということではなくて、動悸とかめまいとか耳鳴りを訴えられた方がいました。地区を含めて4件。全体で、まずどの時間帯で、どの季節でどんな音がなっているか、調査をさせていただきました。その調査結果において、まず、あそこの地区の環境騒音はオーバーはしていませんでした。それで調査した結果、この風向、この季節、この時間帯で、睡眠障害とかめまいとかを訴えられているということがわかった。それで地区の皆さん全体で、何度も会合を開いて、原因、風車の音が、当時の風車はやはりうるさかった。車でいうラジエーターのファンの音。いろいろな風車の音自体がうるさかったので、まず風車のメーカーと協議して軽騒音化をはかりました。これ事実です。何dBから何dBに下がったというので、風車を停止して、オンオフして、どの風車が影響しているかを調査をして、地区全員の皆さんに説明をしております。3回位。風車メーカーで低騒音化対策しました。調査結果で、この風車がやはり健康被害の要因のひとつですねという確認をして、地区の皆さん全体に説明をしています。それで、地区の皆さまは当時の

 

小川/あのね、長すぎて…シンプルに答えてくださる方!

 

シーテック駒田課長/それは御存じでよろしいですか。そういう経緯は。

 

小川/知らないけど、その調子で言ってたら、これからの答え、大変なことになりますけど。

もしそういうことが起こった場合にどうされるんですか?と言っているわけですから。

 

シーテック駒田課長/原因を調査して、風車が原因っていうことが明らかだった場合は停止いたします。

 

小川/それが証明できなかった場合は?

 

シーテック駒田課長/その場合は、専門家の先生に聞かなければならないと思います。あとは法律に基づく対応になってくるかと思います。

 

小川/それがあったことで、今までそんなんじゃなかった人がなっているのに、関連性が証明できないから自分たちのせいじゃない、っていうような対応をするということでよろしいですか。関連性が認められない場合に、そういう対応をしてきたし、これからもさせていただく予定です、ということでよろしいですか。

 

シーテック駒田課長関連性が証明できないっていうのは、私らはどう解釈したらいいか

 

小川/今までそんなことになっていないのに、それが建ったことで、その付近の人たちが何件も被害を訴えてきたときに、関連性が証明できないから自分たちの責任じゃない、という対応をする、ということでよろしいですか。

 

シーテック駒田課長関連性が証明できれば、やるんですけど車の騒音でもなんでもそうですよね。

 

小川/ごめんなさい。日本語が成り立ってないので、他の方答えていただけますか。

 

シーテック駒田課長/責任がないので、なぜやるのかがわからない。

 

小川/世界中その風車が立っているところで、同じことが起こっているということは、まさかご存じないわけないですよね。その専門の会社の方が。皆さん泣き寝入りを強いられているんです。同じ理由で。だから建つことに不安を覚えてだと言うんです。それに対して関連性が認められない場合には責任を取る必要がないんですよね、って今、答えられたっていうことでよろしいですか。

 

シーテック駒田課長世界中の健康被害の条件はわからないです。過去には300m500mで建てている風車はいっぱいあるんです。

 

小川/えっと、お名前はなんておっしゃるんですか。

 

シーテック駒田課長/駒田です。

 

小川/じゃあ、駒田さん、引越してきて下さい。空き家いっぱいありますから。それで健康被害あっても証明できないということで。お孫さんもいらっしゃるんだったら、皆連れて引っ越してきてくれます?住んでくれます?ぜひとも。

 

シーテック駒田課長/一人しかいない。

 

小川/関係ないです。その一人の人(孫)を人柱にできますか?皆が嫌と思っているのはそういうことですなんですよ。誠意のある対応をしていただける方に答えていただきたいです。誠意のある対応が全員できないんだったら、誠意のある対応できない会社です、といってこの場をお開きにしていただいてもかまいません。

 

シーテック今井/さきほど駒田がいいましたのは、風の向きだとか、気温だとか、いろんな気象条件によって与える影響を分析して因果関係をはっきりわからせてから。当然ながら影響がでればそういうことを理解していだたきたいんです。

 

小川/さっきから何べんも繰り返しますが、世界中で同じようなことが起こっていて、シーテックさんが建てられたやつでも、健康被害がおこっているところで、今だにそんなことを言われているということは人変わっても同じようなこといわれるんですけど

 

シーテック今井/ただ事業者として原因追及っていうのはしないとやっぱり止められないです。

 

小川/原因は建って回っていることです。それを止めたらそのような症状がでなくなるんだから、それが原因だったということに普通なるんじゃないですか。

 

シーテック今井/それはだから原因を追究して止めるっていうこという行為に

 

小川/じゃあ生ごみのバケツ開けます、くさいです、閉めます。一日たったら匂いません。だけど、なんかいろいろ測って数字ではでないから、原因は生ごみのバケツではないということで、あなたは生ゴミのバケツを開けたまま、暮らしますかっていうことですよ。閉めませんか。

 

シーティック今井/生ごみのバケツと、自然界に建っている風車と、やっぱり気象条件が影響するのがいろいろ変わってくる。

 

小川/他の方に答えていただきませんか。

 

シーテック今井/そういうことを、でも、小川さん、理解していだだけますよね。

 

小川/お名前なんておっしゃるんですか。

 

シーテック今井/今井ですけども。

 

小川/今井さん、私のいうこと、さっき言ってたこと、理解されましたか。

 

シーテック今井/はい、理解しているつもりですけど。

 

小川/皆がそれで不安に思っているということを理解されましたか。自分たちで同じ立場だったら不安に思いませんか。みんなもそういうのであっちこっちで、すぐそばでも被害にあっていたら、建つことをウェルカムですか。自分の暮らしとして答えていだだけませんか。

 

シーテック今井/自分の暮らしとして、因果関係が立証されれば止めるということで、約束さえしてもらえれば。

 

小川/因果関係が立証されなかったら止めないということで、よろしいですか。

因果関係が立証できない限り、うちはどんな被害の人が訴えても、今までみんな健康やったのが、めまいするって、吐き気するって、寝られないということで、ここでは引っ越したいけど引っ越し先がない、家を捨てなあかん、となっても、それはうちは関係ないということで、言いますってことで、立証されない限りはそういうふうに答えますということでよろしいですか。

 

シーテック今井/因果関係があるんであれば

 

小川/今質問したのは、「ですか?」と聞いているので、「はい」か「いいえ」で答えて下さい。

 

シーテック今井因果関係が立証されれば、風車を止めます。されなければ稼働します

 

小川/どんなにたくさんの人が訴えたとしても稼働しますか。

 

シーテック今井はい。稼働します。ポイントは因果関係が立証されるかどうかです。

 

小川/で、今世界中で立証ができないから泣き寝入りしているという事実の上で、うちも同じように立証できない可能性があるから、そういうふうに答えるということでよろしいですか。他の世界中のよその業者と同じように、どんなに被害があって皆が苦しんでいても止めないと今おっしゃいましたが、それでよろしいですか。

 

シーテック今井/ですから、因果関係が立証されるかどうかがポイント。

 

小川/だから立証されなかったら、世界中の人たちと同じように私たちは泣き寝入りをしないといけないということで理解していいですか。

 

シーテック今井/ことばの言い方がね。要はシンプルに答えろっていうことですので、因果関係が立証されれば止めます。されなければ稼働します。

 

住民(男性)/自然を元に戻すっていう約束やんね。だから20年後に撤退して、全部コンクリートも取って、道もみんな直して、やっとそこであなたたちの責任は終わるんですよ。自然は戻らなあかんのですよ。草木は戻さないとあかんのですよ。戻すっていう約束ですよね、これは。

 

小川/土地を現状に戻すっているのは、見た目じゃないんですよ。そこには、微生物からいろいろ何から住んでいるんですよ。で、人が体を壊したり、精神を壊したり、毎日毎日めまいが起こったり、自律神経失調になったり、睡眠障害になっている人って、まずストレスで脳がやられるんです。それで身体もやられるんです。

 

それに対してどう補償するんですか。一人の人の補償にすごいことになるんですよ。水俣病でどうなりましたか。公害ってそういうことなんですよ。それほんとに社会問題になったときに、今の時期でこんなことして、こんな答えられていないってことが公になったらそれでも建てて、それに対応できひんってなったら、もう、ひとりひとりに補償していったらそれで倒産ですわ。そんなことしてるんですよ、やめた方がいいと思います。そこまでしてやる価値がないです、得がないですよ、シーテックさんに。ほんとに危ないですよ、これ。

 

今ここにきているのは大人ですけど、子どもたちもですよ。小さい子いっぱいいるんですよ。阿波祭り行ったら、すごく可愛いんですよ。その子らが皆しんどくなるんですよ。子どもたちってものすごく敏感なんですよ。こういうことが起こるかもしれないけれども、起こった時には誠意をもって止めて撤去しますという約束をとってくれない限り。しかもその説明をしてもらって、約束をしたうえでアンケートを取ってもらえますか。子どもも住民ですから。5人家族は5票。それで取ってもらえますか。

 

シーテック駒田/本日は、撤去という約束はできません。

 

小川/でもそのような要望があったので。社長と相談して下さい。この約束がされないのに、つくられることを決定されたら、それ、ものすごくまずいですよ。それわかります?

 

シーテック駒田/ご意見として伺います、本日は。

 

 

 

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