京都から一泊二日で伊賀に遊びに来た女の子2人組。
レトロな建物などが残る城下町での夏のお楽しみ情報が満載です♪
ムービーでお楽しみいただけます。
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コースのご紹介
JR関西本線・伊賀上野駅に到着!駅構内で伊賀鉄道に乗り換えて茅町駅へ。
▶伊賀鉄道HP
伊賀鉄道を利用すると茅町駅でレンタサイクルが無料で借りられます。
▶レンタサイクルについて
今夜の宿の薫楽荘に荷物を預ける。(薫楽荘は茅町駅から自転車で3分)
▶薫楽荘
身軽になって、しゅっぱ〜つ!チリンチリ〜ン♪
まずは上野天神宮にご挨拶。
「今日一日、城下町で楽しませていただきます。」
▶上野天神宮
自分の好みの下駄を作ってもらえる西田はきもの店へ。
たくさん並んでいる中から、台と鼻緒と前つぼを選んで、サイズを合わせてすげてもらい、私だけの下駄ができました。
▶西田はきもの店/下駄づくり体験のページへ
昭和31年創業の洋食屋さんグリルストークへ。
創業以来、継ぎ足し熟成されたデミグラスソースを使ったハヤシライスとオムライスのランチセットをいただきました。
▶グリルストーク
色とりどりの量り売りのお菓子が並ぶかぎや餅店へ。
夏は通りの縁台でかき氷もいただけます。
▶かぎや餅店
昔懐かしい駄菓子屋さん、昭和ハウスへ。
近所の子供達も買いに来ていました。こんなに買ったのに、たったの340円でした!
▶昭和ハウス
明治時代に建てられた洋風建築の旧小田小学校へ。
ステンドグラスの窓から光が差し込んでとても綺麗でした。
(二階の窓から光が差し込むのは、夏は午後3時以降です)
▶旧小田小学校(末尾*1参照)
茅町駅で自転車を返してから、明治時代から続く老舗旅館の薫楽荘へチェックイン。風呂敷に浴衣と今日買った手ぬぐいを包んで、 あつらえた下駄を履いて
「いざ、銭湯へ!」
▶薫楽荘
昭和レトロな風情が漂う銭湯一乃湯へ。
カランコロンと下駄を鳴らしてのれんをくぐります。(薫楽荘→銭湯一乃湯は徒歩10分)
湯上がりは浴衣に着替えて‥もう外は暗くなっていました。
▶銭湯一乃湯
伊賀名物の豆腐田楽に、お風呂上がりのビールが美味しい!夜ご飯は豆腐田楽のよこちょへ。(一乃湯→よこちょは徒歩10分、よこちょ→薫楽荘は徒歩1分)
▶よこちょ
▶豆腐田楽について(末尾*2参照)
翌朝、宿をチェックアウトして、古い町並みをお散歩しながら‥
大正時代から100年続いているという中村麹店へ。(徒歩15分)
麹を使ったレシピもいろいろ教わりました。
写真左から、麹・醤油こうじ・塩こうじ・甘酒の素。
▶中村麹店
最後は、大正時代からの建物を改装したcafe wakayaへ。(中村麹店→cafe wakayaは徒歩10分)
▶cafe wakaya
お豆腐やおから、豆乳を使った美味しいランチをいただきました。
レトロな建物で食べたり、買い物したり、泊まったりして
懐かしさを満喫できました!
<参考資料>
*1:旧小田小学校本館
三重県指定文化財
旧小田小学校本館は、明治14年(1881)に建てられたもので、現存する小学校校舎としては県内最古の歴史を誇ります。近代初等教育の草創を象徴する記念物として、昭和50年3月27日に県の有形文化財に指定されました。
[住 所] 伊賀市小田町141-1
[電 話] 0595-21-9957
[開館時間] 9:00〜16:30
[休館日] 祝日を除く火曜日、12月29日〜1月3日
[入館料] 一般:300円(20名以上の団体:200円)
小学生以上 高校生以下:100円(20名以上の団体:60円)
[駐車場] あり
小田小学校が建築された当時は、『啓迪(けいてき)学校』と呼ばれていました。
啓迪とは、中国の書物【書経】の中の「太甲上」の「啓迪後人」という一節からとったもので、教え導くという意味だそうです。
木造洋風2階建てで、寄棟造り、屋根は桟瓦葺になっており、敷地面積は延べ274㎡あります。中央部にふくらみをもたせたエンタシス風の円柱や、切妻造の正面ポーチは最も趣向を凝らした部分となっており、2階正面のバルコニーが珍しく目を引きます。
校舎2階は展示室になっており、明治初期から昭和40年頃までの教科書、机、オルガンや児童作品、スミ塗り教科書が展示されています。また、当時のギヤマンから復元した色ガラスも見どころの一つです。
*2:豆腐田楽
豆腐に味噌だれをつけて香ばしく焼き上げたヘルシーな伊賀地方の郷土料理『豆腐田楽』
四方を山に囲まれた伊賀地域は、昔は海の幸が手に入りにくかったため、貴重なタンパク源として重宝されていたのが、豊富に採れる大豆を使ってつくる、豆腐や味噌でした。伊賀地方では、お正月や花見など人が多く集まる時のご馳走として、自家製の味噌を玉のように丸めて吊るし熟成させた「玉味噌」を豆腐に塗って炭火で香ばしく炙った豆腐田楽をふるまっていました。
平安時代から室町時代までに、田植えの時に豊作を祈って笛や鼓を鳴らして唄い舞い、田の神を喜ばせていた行事のことを「田楽舞い」や「田楽踊り」といっていましたが、やがてその行事を専門とする「田楽法師」が現れ、寺院に奉納する行事となりました。
白い袴を履き、色のついた帷子(かたびら)を着て高足(こうそく)という竹馬のような高い竿につかまって踊る「高足の曲」という演目があり、豆腐に味噌をつけて串を刺した食べ物がその時の田楽法師の様子に似ていたことから「田楽」という名がついたと云われています。
【田楽専門店】
[店名]田楽座 わかや
[住所]伊賀市上野西大手町3591
[電話]0595-21-4068
[定休日]月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
[営業時間]11:00〜14:00
17:00〜20:00
[Web]『田楽座わかやHP』
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