自然破壊 や 自然災害 そして 事故‥
<土砂崩れの現場を視察>
自然豊かな阿波地区こおろぎ谷
シーテックが建設した笠取山の風力発電による
こおろぎ谷の土砂崩れの現場を視察しました
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土砂崩れ対策の橋
土砂崩れが止まらず土砂が流れ込み続けており
砂防ダムはほぼ埋まりかけの状態
土砂崩れで道が閉鎖
土砂崩れを修復するのをあきらめ
崩れた土砂をコンクリートで固めたシーテック
(そのせいで車は通れなくなり、通行止めに)
そして市道を通行止にし、代わりに迂回用の橋を架けた。
将来、橋が壊れた時にはどうするのでしょうか?
通行止にした市道は、ずっとこのままに?
「こんな岩盤地質の上に風力発電を?」(1:40〜)
前半はオマケ映像「モリアオガエルの卵を発見♪」
<数々の土砂崩れの現場写真>
どこまで崩れ落ちていくのだろうか‥(笠取にて)
林道を塞いだ土砂崩れの復旧後(笠取高良城)
約10年間このままの状態で放置されている(ウインドパーク笠取)
「今後、何年もこのまま置いておくつもりです」(シーテック伊藤部長 談)
青山高原ウインドファームの土砂崩壊
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修復後の状態
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横から見たところ
崩壊した土砂をそのまま牧草の入った網で覆っただけ
そこは緑化されているが、崩壊の始まった部分は岩がむき出しのまま
その左右は小崩壊が止まらず、緑化できていない
シーテックはこれで復旧できたとしている
何度植えても緑化できないのり面(青山高原)
「事業終了後の土地の管理は…?」
土地の返還後は地主の責任
(区有林の場合は区民の責任)
シーテックは、既存のウィンドパーク笠取、美里、青山高原で
余りにも多過ぎる土砂崩れをどれ一つとしてまともに直せていない
このまま地主に返されたら
地主は管理しきれるのだろうか?
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土砂災害が起こった場合
復旧工事には億単位の費用がかかる
通常なら山林の復旧工事は
ほとんど公費でまかなわれるが
風車などの人工物を建てた場所には
その制度は適応されない
賃貸契約を結んだのが
その家のお爺さんだったとしても
将来その土地を相続した子や孫が
責任を引き継ぐことになる
風車を建てた山は負の遺産となる
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詳しくはこちらの動画をご覧ください
「エコ詐欺の実態:風力発電事業の罠」(勉強会後のQ&Aにて)
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(右写真)ウインドパーク笠取の事故についての記事→コチラ
停電と強風により風力システムが故障し、クラッシュした映像